私は、洋裁学校や美術系の大学を卒業したわけではありません。子どものころから手芸は日常の一コマ。編み物教室を運営していた母の影響で、たくさんの手芸用品に囲まれて育ちました。当時からずっと、手作業・手仕事が大好きです。

こうした環境のおかげか、長女が生まれたころから自然と服作りをスタートします。はじめは洋裁本を買ってきては見様見真似の日々でしたが、いつしか買ってきた洋服を分解しながら研究に没頭するように。作っては着る、動きにくさを感じないように調整し、また作っては着るの繰り返し。このように着心地を追求してきたことが、いまにつながっています。

家で「はたらく自分」が大好きで、家で過ごす時間に価値を感じる私が考えたのは「おうちではたらく人をもっと自由にしたい！」ということ。服の中に小さな自由があるなんて、けっこう幸せなことだと思うんです。

究極の気持ち良さを感じられてクリエイティビティを刺激できるような、そんな自由をお届けしたい。

「そらのいろ」の洋服を着るすべての人が、身体も働き方さえも「窮屈」から解き放たれ、自由を感じられることを願って、日々服作りに励んでいます。

「なんか今日、かわいいね」と、家族にちょっとだけ褒められる服。ぜひお試しください。

着用した瞬間、心が軽くなり静かにときめく気持ちを実感していただけると思います。